G(ay)的生活~地味ゲイの日記~

都内住み地味ホモのまとめ

ゲイと恋愛

突然ですが、あなたは今恋愛してますか?恋人いますか?

 

僕はというと、もうかれこれ10年近く彼氏がいません。ずーやまです。

 

モテない・・・

というものあるでしょう。しかしながら、恋愛して行き着く先は・・・?なんて思うと恋愛しなくてもいいかな〜なんて思ってしまっています。

 

例えばノンケだったら、ある程度、結婚適齢期などといい、良くも悪くも年齢の節々で友達の結婚式があったり、実家に帰れば親にいつ結婚するんだと言われ、職場の人にもいい人紹介しようか?と言われるなど、イベント?がありますよね。

 

そして、男女互いにある一定の年齢になれば、今後の色々なことを考えて結婚を前提に付き合うことも多くなるはずです。(男女差別をするわけではないのですが、もし仮に子供が欲しいとなった場合には、体の面から適齢期はあるので、恋愛だけでなく結婚も意識するでしょう)

 

もちろんゲイも同じく、相手は自分のことを、「女が好きな男」と認識しているはずですから、イベントとしては同じことが起こります。でも、紹介される人は女性だし、今のところ結婚できるのは女性相手のみなので、何と言われようが結婚はしません。

 

結局、ゲイにはゴールが今のところ見つけづらい状態です。

 

国が公式に、「あなたたちは家族ですよ」って認めてくれるわけではないので、言ってみればただの口約束とか互いの認識の上で付き合ってるだけです。別れるのにも印鑑がいるわけでもなく、さよなら〜ってすればそれで終わり。

 

そうなってくると、行き着く先の未来がわからず、恋愛してもな〜なんて気持ちにもなったりします。

 

昨今、ノンケの男性も生涯未婚であるパーセンテージが上がってきてます。

いろんな人生の選択肢がある中で、結婚だけが人生ではないことにみんなが気がつき始めたのでしょう。

 

それならゲイだって、結婚がゴールでなくてもいいし、恋愛を楽しめばいいじゃないかと言われそうですがゲイの恋愛って難しいです・・・。

 

一つ目に、出会いの基本はネットであるということです。

外見で判断してしまいがちです。そうなると、本当ならばもっと相性の良い相手だったとしても、恋愛の範囲から弾かれたり、逆に弾いてしまったりしてしまします。

また、気軽に会えるという点で、出会いを軽視しがちです。これに関してはノンケも同じかもしれません。ネットでの出会いは紹介でも友人のつながりでもないので、縁を切るのは簡単です。

 

二つ目に、ゲイは恋愛経験が薄く、恋愛下手な人が多いです。

自分も含めてですが、学生の頃に自分の気持ちが伝わって付き合ったり、また振られて悲しい思いをしたりした経験がない人が多く、距離の詰め方やアプローチの仕方が下手な人が多いです。これは仕方のないことなのですが、中学生みたいな恋愛をする大人ゲイがたくさんいます。恋愛面ではゲイは子供の人が多いように思います。(諸説ありますので、聞き流してください)

 

三つ目に、浮気をする人がとても多いです。

男性同士という側面もあるのかもしれません。割と気軽に肉体関係を持つ人が多いです。エッチの経験人数がノンケよりも多いと思います。男性同士なので、生理などの制約もないし、その場の快楽を互いに求める人も多くいます。

中には「オープンリレーションシップ」と言って付き合ってはいるけれど、肉体関係の浮気は互いに認めるという謎な宣言をしているカップルもたくさんいます。「謎な」と書きましたが、個人的には反対という思いが強いですが現実として割と普通に浮気が存在してます。

周囲のゲイカップルの話を聞くと、オープンリレーションシップではなくても、長年付き合ってくると肉体関係を求めなくなるし、互いにわからない範囲の中で恋愛の気持ちのない浮気で、気づかれないようにするなら仕方ないかな〜という意見もチラホラあります。

 

これは難しい話ですが、ノンケも風俗にいきますよね。既婚者であっても。それならやっていることはゲイもノンケも同じじゃないかという意見もあるわけです。

 

ただ、風俗だと金銭が発生する分お金で割り切れるのに対して、基本無料で出会えてセックスをするとなると、気持ち的には、もやっと感が残る気がしますし、そこからセフレになってくることもあるのではないかと。

 

以上、3つのことから自分は恋愛に積極的でないことが多いのですが、それは自分も含めて3つに当てはまってしまう状況になるのではないかという不安感もあったりします。

 

恋愛が全てではないです。でも恋愛を通して人への思いやりとか、相手を慮る力とか、相手に優しくされる嬉しさとか、自分は自分でいていいんだという自己肯定感の高まりとか、得られるものもたくさんありますよね。

 

次に恋愛するのはいつになることやら。