G(ay)的生活~地味ゲイの日記~

都内住み地味ホモのまとめ

美意識とゲイの関係:価値観と外見から見る

ゲイは美意識が高いか

 

これは半分あたりで半分はずれかな〜と個人的には思う。

あくまでも俺の感覚だけど、ノンケよりも中央値にいる人たちが少ない印象。

 

美意識高い傾向の人たちと、そうでない人たちの両極ってイメージ。

ただ、美意識とはそもそもなんぞやって話になってくるし、美を追求する意識として捉えるんだったら、はたからみてダッサってなってても、本人がそれを美とするなら美意識高いってなっちゃうしね。

 

例えば、髭脱毛とか、メンズメイクとか、エステとかそういう類に興味があるゲイはノンケよりも多いと思う。

一つは結婚を視野に入れてないから、自己投資がしやすいってことがある。

もう一つは、ゲイは見た目重視のことが多いから、綺麗にしてないと相手にされないってこと。良くも悪くも危機感あるような気がする。

 

ちなみに、俺の知り合いのゲイカップルがいるんだけど、最初の頃はかっこいい感じのお兄さんだったのに、最近は無精髭生やしてるし、なんだかおっさんになったな〜って思う。相手がいるから新たに探す必要もないし、外でモテる必要もないしね〜なんて妙に1人で納得してしまった。

 

中には本当に芸能人みたいに顔面整ってる人も多くて(元がいいのもあると思うけど、顔面に投資してるし。)うわー足元にもおよばねーーー!

ってなることもあるけど、逆にいい年したおっさんなのに(あ、僕も30代のおっさんです。。。)

ドラゴンプリント入りのTシャツ着てたり、7丈くらいのカーゴパンツ履いてたり、裏地がチェックの謎パーカー着てたりすると、うげげとなることもある。

そういう人って割と「僕、この前、年確されちゃって!」みたいに自分を若いと思ってるんだろうけど、そうじゃなくて年相応じゃない子供みたいな格好してるんだよって思う。(失礼)

 

着方にももちろんよると思うけど、30代でキャラクターTシャツとか、7部丈パンツとか、異様に長いショルダーバックとかはちょっと。。。だいたいそういう人は財布はマジックテープのやつなんだよな・・・

 

人は見た目が全てじゃないってのはすんげー同意するし、そういう世の中であったら素敵よねとも思うけど、見た目に価値観は表れるわけじゃないですか。

服装見たら、あ〜こういう系の服が好きな感じか〜とか、服には無沈着系なのか〜とか。鼻毛出まくってたら、毎日鏡見ないんだろうな〜とか。

 

ただ面白いのは、そういういわゆる、オタクっぽい人というかいもっぽい人って結構、ゲイにモテることもあるんだよね。素朴系的な扱いで。

 

髪型もスポーツがりで、眉毛もボサボサ太眉で、髭生やしちゃって、ゲンガーのTシャツ着ちゃって、、、、(特定の誰かを言ってるわけじゃないです笑)

こんな人が意外にモテて「可愛い」と言われちゃったりするんだよな。。。

 

ゲイの世界は捨てるところがないと言われる世界ですが、本当にそうだと思う。

 

おしまい

ゲイと恋愛

突然ですが、あなたは今恋愛してますか?恋人いますか?

 

僕はというと、もうかれこれ10年近く彼氏がいません。ずーやまです。

 

モテない・・・

というものあるでしょう。しかしながら、恋愛して行き着く先は・・・?なんて思うと恋愛しなくてもいいかな〜なんて思ってしまっています。

 

例えばノンケだったら、ある程度、結婚適齢期などといい、良くも悪くも年齢の節々で友達の結婚式があったり、実家に帰れば親にいつ結婚するんだと言われ、職場の人にもいい人紹介しようか?と言われるなど、イベント?がありますよね。

 

そして、男女互いにある一定の年齢になれば、今後の色々なことを考えて結婚を前提に付き合うことも多くなるはずです。(男女差別をするわけではないのですが、もし仮に子供が欲しいとなった場合には、体の面から適齢期はあるので、恋愛だけでなく結婚も意識するでしょう)

 

もちろんゲイも同じく、相手は自分のことを、「女が好きな男」と認識しているはずですから、イベントとしては同じことが起こります。でも、紹介される人は女性だし、今のところ結婚できるのは女性相手のみなので、何と言われようが結婚はしません。

 

結局、ゲイにはゴールが今のところ見つけづらい状態です。

 

国が公式に、「あなたたちは家族ですよ」って認めてくれるわけではないので、言ってみればただの口約束とか互いの認識の上で付き合ってるだけです。別れるのにも印鑑がいるわけでもなく、さよなら〜ってすればそれで終わり。

 

そうなってくると、行き着く先の未来がわからず、恋愛してもな〜なんて気持ちにもなったりします。

 

昨今、ノンケの男性も生涯未婚であるパーセンテージが上がってきてます。

いろんな人生の選択肢がある中で、結婚だけが人生ではないことにみんなが気がつき始めたのでしょう。

 

それならゲイだって、結婚がゴールでなくてもいいし、恋愛を楽しめばいいじゃないかと言われそうですがゲイの恋愛って難しいです・・・。

 

一つ目に、出会いの基本はネットであるということです。

外見で判断してしまいがちです。そうなると、本当ならばもっと相性の良い相手だったとしても、恋愛の範囲から弾かれたり、逆に弾いてしまったりしてしまします。

また、気軽に会えるという点で、出会いを軽視しがちです。これに関してはノンケも同じかもしれません。ネットでの出会いは紹介でも友人のつながりでもないので、縁を切るのは簡単です。

 

二つ目に、ゲイは恋愛経験が薄く、恋愛下手な人が多いです。

自分も含めてですが、学生の頃に自分の気持ちが伝わって付き合ったり、また振られて悲しい思いをしたりした経験がない人が多く、距離の詰め方やアプローチの仕方が下手な人が多いです。これは仕方のないことなのですが、中学生みたいな恋愛をする大人ゲイがたくさんいます。恋愛面ではゲイは子供の人が多いように思います。(諸説ありますので、聞き流してください)

 

三つ目に、浮気をする人がとても多いです。

男性同士という側面もあるのかもしれません。割と気軽に肉体関係を持つ人が多いです。エッチの経験人数がノンケよりも多いと思います。男性同士なので、生理などの制約もないし、その場の快楽を互いに求める人も多くいます。

中には「オープンリレーションシップ」と言って付き合ってはいるけれど、肉体関係の浮気は互いに認めるという謎な宣言をしているカップルもたくさんいます。「謎な」と書きましたが、個人的には反対という思いが強いですが現実として割と普通に浮気が存在してます。

周囲のゲイカップルの話を聞くと、オープンリレーションシップではなくても、長年付き合ってくると肉体関係を求めなくなるし、互いにわからない範囲の中で恋愛の気持ちのない浮気で、気づかれないようにするなら仕方ないかな〜という意見もチラホラあります。

 

これは難しい話ですが、ノンケも風俗にいきますよね。既婚者であっても。それならやっていることはゲイもノンケも同じじゃないかという意見もあるわけです。

 

ただ、風俗だと金銭が発生する分お金で割り切れるのに対して、基本無料で出会えてセックスをするとなると、気持ち的には、もやっと感が残る気がしますし、そこからセフレになってくることもあるのではないかと。

 

以上、3つのことから自分は恋愛に積極的でないことが多いのですが、それは自分も含めて3つに当てはまってしまう状況になるのではないかという不安感もあったりします。

 

恋愛が全てではないです。でも恋愛を通して人への思いやりとか、相手を慮る力とか、相手に優しくされる嬉しさとか、自分は自分でいていいんだという自己肯定感の高まりとか、得られるものもたくさんありますよね。

 

次に恋愛するのはいつになることやら。

 

 

 

 

スーパー銭湯で裸見放題は嬉しい?

突然ですが、銭湯は好きですか?

僕は好きです。最近太ってなんだか行きにくくなって足が遠のいてますが。

 

ノンケの幼馴染(カミングアウト済)に

不躾な質問するけどさ、男が好きってことは銭湯とか裸見放題なわけじゃん。俺でいう女の体見放題的な。それってどうなん?嬉しいもの?」

と質問されたことがありました。

 

結果から言うと、はいともいいえとも言い切れない自分がいます。

 

例えば、銭湯に行けば1人くらいタイプだな〜と思う人はいるわけです。その時はやはりチラッと見てしまう自分がいます。それは仕方ない、多分一生やり続けます笑 本能が見てしまうので・・・。

 

イケメンの裸を見ると何だか得したような気持ちになって、じっと見てしまいそうになるときもありますが、相手がそれに気がつくとせっかく癒されに来たのに困るとおもうので、最低限に留めるように意識はしてます。

けど、裸見放題で嬉しいという感覚にはなったことはありません。

裸なら誰でもいいわけでないです。前にも言ったように。

 

ただやはり好みの人がいて、体もめちゃめちゃ良かったりすると、不意に大事なところが反応しちゃいそうになることもあります。しゃーないです。そんな時は、目を逸らしたり、家族のことを思い出したりしながら収めます。

 

大部分のゲイはそうしながら、銭湯を本来の目的で楽しんでいるわけです。銭湯は公共の場であり、性的な欲求を満たしに来てるわけではないです。

んが、しかし一部の不届きゲイは銭湯でエロいことをしようとします。

 

中にはハッテン銭湯と呼ばれている銭湯もあります。

(公式に認められているわけではなく、死角が多いとか、ミストサウナで視界がボヤけるシチュエーションがあるとか、こっそり触り合ったり大胆な場合だと抜きあったりできそうな銭湯のことを言います。そういう銭湯ではゲイ同士が待ち合わせたり、勃起したあそこを見せつけたりすることもあります。)

 

たまにgoogle mapのクチコミを見ていると、「深夜になるとゲイばっかりで嫌になります。」のような書き込みを見ます。

 

ノンケでも気がつくということは、そういう行為をしているということです。

 

それはやめてほしい。銭湯は性行為をする場所ではないのだから・・・

 

本当に一部のゲイだけですが、銭湯でフェラしただの、触り合ってイったなどの噂話も聞いたことがあります。そういうことすると単純に不衛生だし、気持ち悪いし、タイプだったのなら銭湯から出て自宅でやりなさいよと思うわけです。

 

自分は悲しいかな、ゲイからモテるタイプでもないので、モーションをかけられたことはありませんが、マッチョな人とか、体育会系の可愛い大学生とかは深夜1人で銭湯に行くとモーションをかけられるかもしれないので気をつけてください

 

 

記事書いてたら久しぶりに銭湯行きたくなってきたな〜〜

でも近所の銭湯2,000円もするんですよね・・・意味わかんないな〜

 

サウナも数種類あるし、休憩スペースも完備されているので、設備として考えるとわかるのですが、都内のスーパー銭湯は軒並み高い!

 

地元のスーパー銭湯は500円だったし、北海道に住んでいた時は割と広くて露天風呂もあってサウナも完備してて、450円とかだったんだけどな〜〜〜

 

ゴリラデブおっさんとのリアル初対面!緊張と期待感のガッカリ感

初リアルで超緊張し、それと同じくらい期待感を寄せていたリーマンはただのデブおっさんだったのです・・・!

もう引き返せないです。

仕方がないので、ドトールに入店。

 

まだほとんど会話もしてないのに、なんだこのガッカリ感。帰りたい

 

相手のスーツは何だかはち切れそうだ。

筋肉ではち切れそうなんじゃない。これは日々仕事おわりに酒ばっか飲んでたり、おつまみばっか食ってる怠惰が作り出した悪魔の化身パツパツなのだ(偏見)

 

今日の午前中のドキドキを返してほしい。。。

初リアルがこれって何だろう。。。

 

とぼーっとしていると、店員さんに「ご注文お決まり・・・ですか・・・?」と遠慮がちに聞かれて我に帰る19歳ずーやま。

 

何を頼んだかはもはや忘れたい過去のため覚えていない。

 

デブおっさんとおれはそれぞれお飲み物をもらって席についた。

 

店舗によって、全く違うのだと思うが、リアルしたドトール隣の席の感覚がリアルに1メートルないように思えた。何が言いたいかというと、隣の人にここでの会話は筒抜けだということだ。

 

テーブルを隔てて(これは今でも覚えている。丸い小さいテーブルだった。)向かいあって座ると、青髭デブゴリラおっさんだということにまた新たに気がついてしまった。

 

残念だが青髭デブゴリラおっさんと話している暇はない。2時間は余裕で確保していたのだが、30分で切り上げて、家に帰って小出恵介を検索して癒されるしかない。と思っていた。

 

青髭デブゴリラおっさんは席につくと、時計を確認して、俺を見て、一言。

 

 

 

 

「ねーケツ使える?」

 

 

けつつかえる?ケツツカエル?KETSUTSUKAERU?

 

あまりに単刀直入すぎて、もはや切られたことにすら気がついていない昔の処刑人のように「ほへ?」という顔をしてしまった。

 

当時、童貞、処女の僕でしたが、性欲は一人前にありましたので、

「ケツ使える??」=「アナルセックスできる??」

 

という知識はあり、数秒後に理解が追いつきました。

 

例えば青髭デブゴリラチビおっさんと2人の個室だったらその発言もいいだろう。

いや良くないか。嫌だけど100歩譲っていい。

 

しかしながら、ここはカフェ。しかも隣との間隔は1メートル。

そして、俺が住んでいる最寄駅から少ししか離れていない。もしかしたらここで知り合いに会う可能性もある。大学生活が本格的に始める前に終わる可能性がある。

 

隣には大学生っぽい男の子がヘッドフォンをして何か勉強をしているようだった。それでもきっと絶対に今の発言は聞こえたはずだ。今でも嫌だが、当時は絶対に100%ゲイバレしたくないと思っていたので、余計に嫌だった。

 

どう受け答えして良いのかもわからず。そんな中でも青髭チビデブゴリラバカは話し続けて、「アナルしたことなかった?男とはしたことあんの?」と矢継ぎ早に話してくる。

 

ああ、どうか神様。。。この青髭チビデブゴリラバカアホおっさんを抹殺する方法を知私にお教えください。。。何なら、そこの大学生の方よ。その読んでいる教科書に社会的にも物理的にもこのバカを消す方法が書いてあるのではございませんか?

 

この空間の会話が早く終わってほしい。という思いとリアル初心者なこともあり、話題も変えることなく俺は無言を貫いてしまった。

 

すると、あのゴリラは「今度試してみる?笑」と小馬鹿にしたように言葉をかけてくる。

 

俺はなんかもう、この空間何。。。と半ばおかしくなったように

「そうっすね・・・ハハハ・・・」

と乾いた笑いを返した。何がそうっすねや!お前もお前やぞ!と今なら思うのだが、上手い切り返しも知らず、クリティカルヒット連発させられていたのだ。

 

相手もやっとこの気まずい空気を感じたようで、「あー俺仕事入っちゃって、また今度ゆっくり話そうや」とゴリラから言い始めた。正直ホッとした。俺から帰りたいと言えないと思っていたところだった。

 

そして、カフェの店外に出ると「この近くに行ってみたい焼肉屋あるんよ。今度行こうや!じゃーねー」とそそくさとゴリラは森に帰って行った。

 

「何だそれ!焼肉って!ゴリラなんだからどうせ手掴みで食べるんやろ!網でやけどしろ!!!」と心の中で思うのと同時に、何だか全身の気が抜けてその日はトボトボと家に帰りました。

 

あのゴリラ元気かな・・・。俺の5つ上だから今は40近いのか。。。

思い返してもとても変な人だったなと思う。気まずいから店に出たのに、そんな相手を焼肉なんかに誘おうと思っているのか。

 

初リアルは大大大失敗と言える。この初リアルが実は割とトラウマになり、年上のゲイは平気でセクハラしてくるという誤認をしばらくの期間続けていました。

 

それでも何とか重い腰を上げて、次にリアルした相手がのちに彼氏になることはまた別の話。

リアルな出会いの挑戦

ゲイの端くれなら誰しも1度や2度・・とは言わず、何度もリアルを繰り返してきたのではないだろうか。

 

ノンケの方のために解説をしておくが、リアルとはネット上で知り合った人と、(リアルな世界で)会うことだ。

 

表現が合ってるか微妙だが、フランクなお見合いみたいなものだ。

 

現在、出会い系アプリも一般に広く親しまれて、基本的にはリアルまでの流れとしては

アプリでマッチング→メッセージのやり取り→リアル という感じだ。

 

ずーやまの初リアルは19歳の頃だった。

当時、スマホが普及し始め、若者はスマホを持っているが上の世代の人たちはまだガラケーという、スマホへの移行期だったかと思う。

 

そんな中で、アプリもそこまで発達しておらず。というか、自分はアプリの存在を知らずにいた。

 

地方から大学進学で都内に出てきたクチ(一年浪人したから19歳の時に上京)なので、右も左もわからず一人暮らしを始めた4月。

 

せっかく東京に出てきたんだから、ゲイの人と会ってみたい!」と心を躍らせて出会いを求めていた。

しかしながら、当時アプリの存在を知らなかったこともあり、出会いのツールは掲示板だった。

 

実際のところ、現在もゲイ専用の掲示板は存在している。が、基本的に掲示板はヤリモクだと思った方がいい。し、顔がわからないのでとんでもない相手が「おまたせえ〜❤️」と現れることも覚悟しておいてほしい。

 

今思えば、なぜ掲示板なんか使って・・・と思うのだが当時はそれしか知らないのだから仕方がない。

 

4月のある春の暖かい日、大学もまだオリエンテーションなどで午前中だけというように忙しくもなく、春ののんびりとした気候、見知らぬ土地での生活、新しいことをしたい気持ちでいっぱいだった。

 

スマホを使って、ゲイの掲示板を見ていると、「友達募集」との書き込みがあった。

都内に住んでいるリーマンです!身長175cm、75キロ、24歳。鍛えてます!お茶とかしたいです!」

鍛えてて少しお兄さんで、身長も割とあってめっちゃいいじゃないか。。。

どんな感じだろう。小出恵介みたいな可愛い顔だちだったら最高だなあ〜

 

なんて思いながら、メールを送る。

「19歳です!最近都内に引っ越してきました!知り合いいないし、ゲイの人と会ったことがないのでドキドキしますが、仲良くしてもらえると嬉しいです!」と。

 

するとすぐに、返信が来た。

「俺の顔はこんな感じです。今どこにいますか?」

添付ファイルを開くと、須藤元気のようなわりとオスっぽい感じ。でも年上感あってかっこいいのではないだろうか。

 

相手が顔画像を送ってきたので、これは送り返すのがマナーというものだろう。

そう思って、自分なりのイチオシの自撮り画像を送る。

すると、「めっちゃ可愛いね!今どこ?会おうよ!」との返事。

素敵なお兄さんに「可愛い」等と言われ、こっちもその気になってしまい、警戒感ゼロで「会ってみたいです!○○駅が最寄りです!」とうっかり、最寄りを伝えてしまう。

 

「じゃあその隣の××駅のドトールでお茶しない?」との返事。

 

カフェなら怪しいことになることもないし、これはいい!と思い早速、約束を取り付けて、駅に向かう。

ゲイと話すのは初めてだ(正確に初めてではないことを後々気がつくことになる。)

ドキドキしながら、駅の改札を出たところで、待つことにする。

 

そして不意に「どもーこんにちは〜」と声をかけられて振り返ると、そこには真の画像よりもかなり太っていて、老けたおじさんが立っていた。

 

一瞬、「え?」と固まってしまい、別人が来た!と思った。

(初リアルで勝手に理想像を作り上げてしまっていたようで、今考えると別人が来たわけではなかった。確かに少し太っていたし、多分身長も170センチあったかどうか定かでないが。)

 

頭の中が一瞬でごちゃごちゃし始めた。

すると、固まっている俺をみて「緊張してる?」と言葉をかけてくる。

ちげーよ!別人来たから混乱してんだよ!)と心の中で思いながらも小心者なので、相手にそれを言えるわけもなく。

 

「いやー今日暑いねーとりあえずカフェ入ろ!」

と言われるがままに、ドトールに入店するのだった。

(続きはまた明日。)

 

 

 

 

 

ゲイの聖地新宿二丁目

新宿二丁目というとどのようなイメージがあるだろうか。

 

そもそもどこだよ!という方もいるかもしれないが、新宿二丁目といえばゲイの聖地だ。いわゆるゲイバーがぎゅっと詰まっている場所だ。

このような場所は各地にあり、代表的な場所で言えば、大阪では堂山、福岡では住吉といったところか。

ゲイバーは全国各地にあれど、新宿二丁目のように沢山の店舗がギュッと密集したところはないだろう。

 

もちろん、その中にはレズビアンバーもあるし、夜な夜なゲイの男たちが集まって一夜の愛を育む「ハッテン場」も存在する。

 

ノンケにとっては特に用事がある場所ではないし、むしろ怖いというイメージの方が先行するのではないだろうか。

しかしながら、新宿二丁目近くには小学校も幼稚園も郵便局もある。そこに住んでいるのはセクシャルマイノリティの人種だけではなく、普通にみんな生活をしている。

昼間に新宿二丁目にいてもゲイはちらほら見かける程度だ。

昼間は古ぼけた小さなビルが立ち並ぶ、住宅街の様相を帯びているが空が暗くなるのに対して、ビルの灯りがつき始めゲイたちがどこからともなく湧いてくる。特に金曜土曜の22時頃が盛り上がっている印象だ。

 

よく知り合いのノンケに「ゲイってみんな二丁目にいくの?」と言われるが、それは人によるとしか言えない。

ゲイがみんな二丁目に通い詰めているわけではないし、むしろ毛嫌いしているゲイもいるくらいだ。

 

自分はというと、20代前半の頃は行きつけのゲイバーがあったが、オネエ声で騒ぎカラオケを歌うオカマもいれば、隅っこの方でハゲたおっさんが若者を狙っていたり、酔った勢いに任せてセクハラをしまくるゲイたちを見ていると、理解が追いつかず自分の肌には合わないのかもと20代後半で早々に引退を決意した。

 

現在全く行かないというわけではない。誘われたら行くが、能動的に行く!とはならない程度だ。

また、

ゲイバー全てが騒ぎ散らかし、セクハラの仕掛け合いをしているわけではないことは誤解なきようにお願いしたい。狙いや客層によってコンセプトは違うだろう。

 

とにかく、自分はゲイバーに通わなくなって久しい。

 

また、ゲイであってもゲイバーに行ったことがないという方も多くいるように思う。

 

基本的にゲイバーは入り口に「会員制」と書いてあることが多い。

理由としてはノンケが間違って入って来ないようにするためかと思われる。

また、ゲイバーの性質上、店内が基本的には見えないので、飛び込みで行くのは相当勇気がいる。

 

このような店の入りにくさがゲイ全体にゲイバーが浸透しない理由かもしれない。

 

また、ゲイバーというとオネエ言葉を使って、いわゆるオカマが騒ぐ場所として認識しているゲイも多く、オネエ言葉に嫌悪感を抱くゲイも多い。

 

かくいう自分も、オネエ言葉があまり得意ではない。男として男が好きなのに、なぜオネエ言葉を使うのかと思ってしまう。

 

これは想像の域を超えないが、オネエ言葉を使うことで使ったもの同士での仲間意識が強まったり、ノンケとしての男のセクシャルではなく、ゲイとしてのセクシャルを無意識に主張しているのではないか。

 

また、よくわからないことを真面目風に書いてしまった。。。

 

ずーやまは普段ちゃらんぽらんです。。。ゲイとしての失敗談もたくさんあるので、皆さんに共有できたらと・・・・。また次回まで。何卒。

 

 

 

 

 

 

 

外見 vs 内面:ゲイのタイプ探し

今回はゲイのタイプについて書いていこうと思う。

 

突然だが、あなたはどんな人がタイプだろうか。

これをノンケ(ストレートな異性が好きな人のこと)に聞いたとする。

「髪が長い人」「優しい人」「おっぱい大きい人」「価値観合う人」

など、様々な声が上がるはずだ。

 

大きく分けてタイプというと2つに分かれると思う。

外見的なもの と 内面的なもの の二つだ。

 

「髪が長い人」と「おっぱい大きい人」は外見的

「優しい人」と「価値観合う人」は内面的 だろうか。

 

よくいう、人は外見が大事!いやいや、人は内面が大事!という論争がある。多分どっちも正しい。というか、それに答えはない。

ノンケの気持ちは残念ながらわからないので、詳しく書けないが内面の面では「自分に似ているから好き!」ということはあっても、外見の面では「自分に似ているから好き!」という感覚にはあまりならないのではないだろうか。

(例えば、自分がおっぱい大きいから、相手にもおっぱいが大きいのを求めるみたいあな。)

 

意味がわからないと思う人の方が多いと思うが、これを読んでいるゲイのあなたなら何が言いたいかはなんとなく分かると思う。

 

例外はもちろんあるとして、ゲイは自分の外見に似ている相手を好きになりがちだということだ。(もしくは、好きな外見に自分が寄せていくことで、相手と外見が似てくるということ。)

 

例えば、髪型がセンター分けでいわゆる草食男子!のような爽やか涼やかな男子はやっぱり同じような相手とくっつくし、ガタイの良いいわゆるラグビーでもしてそうな短髪マッチョな男はやっぱり短髪マッチョとくっつくことが多い。

 

街を歩いて少し、敏感にレーダーを周囲に張り巡らせば、特に新宿を歩いていると似たような服装、髪型の2人組は割とカップルだったり、リアル中(ネットでマッチングしてお見合いのようなことをすること)だったりする。

 

また、ゲイ界にはなんとなくモテるいくつかの要素みたいなのが存在する。

マッチョ

・短髪

・一重

あたりだろうか。

ずーやまは残念ながらどれにも当てはまってない。

(アイコンを見て、「え、短髪じゃね?」と思う人もいるかもしれないが、ゲイ界の短髪は前髪あったら短髪とは言えなかったりする。わかりやすく言えば、ヘアカタログに載っている「ショート」はゲイに言わせれば、ショートではない。最低でも「ベリーショート」あたりは欲しいところだ。)

 

芸能界でいう、ゲイのモテ筋と言えば

ケンドーコバヤシ

大谷翔平

・吾郎丸

鈴木亮平

・千鳥 ノブ

・仲野大賀

あたりだろうか。おそらく先ほど挙げたどれかには当てはまっているはずだ。

一般的にいう、「イケメン」というよりは、どこか親しみやすさのある、芋っぽい顔立ちの人たちではないだろうか。それに加えて、それぞれ筋肉であったり、高身長であったり、ガタイの良さであったりとスパイスを効かせてきている。

 

個人的は話をさせてもらうなら、大谷翔平はレジェンドだが、それ以外はそこまでタイプの顔立ちの方はいない。

ずーやま観点でいけば、

田中圭

成田凌

小出恵介

あたりの爽やかイケメンが好きだ。あと高身長のムチムチが好きだ。

そんな事情もあり、そこまで短髪にしていなかったり、二重だったりする(違うか笑)

 

もちろん、マッチョな人も素敵だと思うし、その辺りは学校で習ったベン図のように全て棲み分けているわけではなく、被ったりかぶらなかったりしながら生きている。

 

そして一つ誤解なきように伝えておきたいが、ゲイが必ずしも見た目至上主義ではないということだ。

ただなぜ、そのように見た目が似ているもの同士がくっつきがちかというと、出会いの基本はオンラインであることに起因すると思う。

平たく言えばゲイは出会い系サイト(死語)を使って出会いを求めるのが一般的であり、判断基準は見た目になりがちなのだ。

 

今でこそ、ノンケの出会いもマッチングアプリが普通になってきた。

 

が、それよりだいぶ以前から、ゲイたちはマッチングアプリを駆使して生き延びてきた。マッチングアプリで実際に出会ったことのある方なら分かるかもしれないが、

やはり、会いたいの基準はまず「見た目」ではないだろうか。

 

ワンナイトであろうが真剣交際であろうが・・・だ。

 

これは本当に俺の偏見なので、違う!ということであればコメントいただけたら幸いなのだが

 

価値観が合って、性格も似ていて(オンライン上で)も、自分の外見のタイプからあまりにもかけ離れた相手

 

 

価値観が合うかどうかはわからないし、性格も合うかはわからないけど、外見がタイプの相手

だとどちらが、積極的にアポを取ろうと思うかという話である。

 

俺は圧倒的後者である。

だって、中身は実際に会ってみないとわからないじゃん。醸し出す空気感とか話すときの間合いとかもわかんないし。

 

そういうと、

写真だって詐欺画かもしれないじゃん。会ったら別人が来るかもじゃん。

と言われそうだが、それならそれでいいのだ。マッチングアプリはそういうものである。

 

これまで幾度失敗を繰り返してきたことか・・・笑

 

とにかく、アプリを使う以上、判断材料は見た目が多くの割合を占めている。

 

多分、アナウンサーの就活に似ているような気がする。

まず履歴書で、顔を見て最低限自分のボーダーをクリアしているか、書いている中身がおかしくないかを見る(個人のページを見る)

 

書類が通れば、面接をして相手の人となりややり取りの仕方を見る。(リアルをする)

 

最終面接で合格すれば長い付き合いとなり就職する。(恋人同士になる)

 

みたいな感じだ。

 

書類に通らなければ面接に行けない。

 

正しい出会い方かどうかは別として現状、ゲイの出会いはこのような有象無象なやり取りを繰り返し、性にまみれたり、その中で一筋の純情な光を掴もうともがいたりしている。