今回はゲイのタイプについて書いていこうと思う。
突然だが、あなたはどんな人がタイプだろうか。
これをノンケ(ストレートな異性が好きな人のこと)に聞いたとする。
「髪が長い人」「優しい人」「おっぱい大きい人」「価値観合う人」
など、様々な声が上がるはずだ。
大きく分けてタイプというと2つに分かれると思う。
外見的なもの と 内面的なもの の二つだ。
「髪が長い人」と「おっぱい大きい人」は外見的
「優しい人」と「価値観合う人」は内面的 だろうか。
よくいう、人は外見が大事!いやいや、人は内面が大事!という論争がある。多分どっちも正しい。というか、それに答えはない。
ノンケの気持ちは残念ながらわからないので、詳しく書けないが内面の面では「自分に似ているから好き!」ということはあっても、外見の面では「自分に似ているから好き!」という感覚にはあまりならないのではないだろうか。
(例えば、自分がおっぱい大きいから、相手にもおっぱいが大きいのを求めるみたいあな。)
意味がわからないと思う人の方が多いと思うが、これを読んでいるゲイのあなたなら何が言いたいかはなんとなく分かると思う。
例外はもちろんあるとして、ゲイは自分の外見に似ている相手を好きになりがちだということだ。(もしくは、好きな外見に自分が寄せていくことで、相手と外見が似てくるということ。)
例えば、髪型がセンター分けでいわゆる草食男子!のような爽やか涼やかな男子はやっぱり同じような相手とくっつくし、ガタイの良いいわゆるラグビーでもしてそうな短髪マッチョな男はやっぱり短髪マッチョとくっつくことが多い。
街を歩いて少し、敏感にレーダーを周囲に張り巡らせば、特に新宿を歩いていると似たような服装、髪型の2人組は割とカップルだったり、リアル中(ネットでマッチングしてお見合いのようなことをすること)だったりする。
また、ゲイ界にはなんとなくモテるいくつかの要素みたいなのが存在する。
・マッチョ
・短髪
・一重
あたりだろうか。
ずーやまは残念ながらどれにも当てはまってない。
(アイコンを見て、「え、短髪じゃね?」と思う人もいるかもしれないが、ゲイ界の短髪は前髪あったら短髪とは言えなかったりする。わかりやすく言えば、ヘアカタログに載っている「ショート」はゲイに言わせれば、ショートではない。最低でも「ベリーショート」あたりは欲しいところだ。)
芸能界でいう、ゲイのモテ筋と言えば
・大谷翔平
・吾郎丸
・鈴木亮平
・千鳥 ノブ
・仲野大賀
あたりだろうか。おそらく先ほど挙げたどれかには当てはまっているはずだ。
一般的にいう、「イケメン」というよりは、どこか親しみやすさのある、芋っぽい顔立ちの人たちではないだろうか。それに加えて、それぞれ筋肉であったり、高身長であったり、ガタイの良さであったりとスパイスを効かせてきている。
個人的は話をさせてもらうなら、大谷翔平はレジェンドだが、それ以外はそこまでタイプの顔立ちの方はいない。
ずーやま観点でいけば、
・田中圭
・成田凌
・小出恵介
あたりの爽やかイケメンが好きだ。あと高身長のムチムチが好きだ。
そんな事情もあり、そこまで短髪にしていなかったり、二重だったりする(違うか笑)
もちろん、マッチョな人も素敵だと思うし、その辺りは学校で習ったベン図のように全て棲み分けているわけではなく、被ったりかぶらなかったりしながら生きている。
そして一つ誤解なきように伝えておきたいが、ゲイが必ずしも見た目至上主義ではないということだ。
ただなぜ、そのように見た目が似ているもの同士がくっつきがちかというと、出会いの基本はオンラインであることに起因すると思う。
平たく言えばゲイは出会い系サイト(死語)を使って出会いを求めるのが一般的であり、判断基準は見た目になりがちなのだ。
今でこそ、ノンケの出会いもマッチングアプリが普通になってきた。
が、それよりだいぶ以前から、ゲイたちはマッチングアプリを駆使して生き延びてきた。マッチングアプリで実際に出会ったことのある方なら分かるかもしれないが、
やはり、会いたいの基準はまず「見た目」ではないだろうか。
ワンナイトであろうが真剣交際であろうが・・・だ。
これは本当に俺の偏見なので、違う!ということであればコメントいただけたら幸いなのだが
価値観が合って、性格も似ていて(オンライン上で)も、自分の外見のタイプからあまりにもかけ離れた相手
と
価値観が合うかどうかはわからないし、性格も合うかはわからないけど、外見がタイプの相手
だとどちらが、積極的にアポを取ろうと思うかという話である。
俺は圧倒的後者である。
だって、中身は実際に会ってみないとわからないじゃん。醸し出す空気感とか話すときの間合いとかもわかんないし。
そういうと、
写真だって詐欺画かもしれないじゃん。会ったら別人が来るかもじゃん。
と言われそうだが、それならそれでいいのだ。マッチングアプリはそういうものである。
これまで幾度失敗を繰り返してきたことか・・・笑
とにかく、アプリを使う以上、判断材料は見た目が多くの割合を占めている。
多分、アナウンサーの就活に似ているような気がする。
まず履歴書で、顔を見て最低限自分のボーダーをクリアしているか、書いている中身がおかしくないかを見る(個人のページを見る)
書類が通れば、面接をして相手の人となりややり取りの仕方を見る。(リアルをする)
最終面接で合格すれば長い付き合いとなり就職する。(恋人同士になる)
みたいな感じだ。
書類に通らなければ面接に行けない。
正しい出会い方かどうかは別として現状、ゲイの出会いはこのような有象無象なやり取りを繰り返し、性にまみれたり、その中で一筋の純情な光を掴もうともがいたりしている。